学術の独立性と学問の自由を破壊する日本学術会議法改正に反対する。

 学術の独立性と学問の自由を破壊する日本学術会議法改正に反対する。

2023年2月1日

戦争と医学医療研究会　世話人会

　日本学術会議法改正の政府方針について、日本学術会議の声明（2022年12月21日）、日本医学学会連合の声明（同12月23日）がだされた。
　これら2つの声明は、科学の独立性と学問の自由を骨抜きにする政府の日本学術会議法改正方針に反対するものである。
　戦争と医学医療研究会は15年戦争において軍国主義のもとで医学医療が人間の命と尊厳を奪う側となった事実を明らかにしてきた。学術の独立性と学問の自由を奪う日本学術会議法改正が安保3文書の閣議決定など戦争を可能な国を目指す動きと時を同じくして進められていることは戦前の状況を彷彿させるもので看過することはできない。
　戦争と医学医療研究会は、日本学術会議、日本医学会連合の声明を支持し、科学の独立性と学問の自由を破壊する日本学術会議法改正方針に明確に反対する。