第25回研究会のご案内

2008/11/16

研究集会・研究会

第25回15年戦争と日本の医学医療研究会


日 時 2008年11月16日(日)11:00-17:30
会 場 東京大学医学部 教育研究棟2階 第4セミナー室(下図参照)
資料代 1000円

記念講演Ⅰ(11:00-12:00)
「第2次大戦と東京大学医学部卒業生」
     加我 君孝(東京大学名誉教授、国立病院機構 東京医療センター 臨床研究センター長)

講師プロフィール
 1964年3月 北海道立美唄東高等学校卒業、1971年3月 東京大学医学部医学科卒業、1971年4月 東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室入局、1973年 帝京大学医学部耳鼻咽喉科学教室助手、1976年 帝京大学医学部耳鼻咽喉科学教室講師、1982年7月より6ヶ月 米国フィラデルフィア、ジェファーソン医科大学、医学教育医療研究センター留学、1984年7月 米国UCLA医学部脳研究所留学、1986年 帝京大学医学部耳鼻咽喉科学教室助教授、1992年1月 東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室主任教授、2000年4月 東京大学医学教育国際協力研究センター長、2007年3月 東京大学の規定により定年退任、2007年4月 国立病院機構東京医療センター・臨床研究センター長2007年5月 東京大学名誉教授
 編著書:「原点」シリーズ「第1集 サイエンスとアート」「第2集 生と死」「第3集 癒されぬ者からの視点」(金原出版)など多数
 
記念講演Ⅱ(13:30-15:00)
「東南アジアでの日本軍の戦争犯罪責任-とりわけ住民虐殺と細菌戦作戦について-」
高嶋 伸欣(琉球大学名誉教授) 

講師プロフィール
 1942年東京生。東京教育大学(現・筑波大学)地理学専攻修士課程終了。1968-1996年同大付属高校にて社会科担当教員。その後、琉球大学教育学部教授。社会科教育の教材研究のため1975年以降、東南アジアでの日本軍による住民虐殺を中心に調査。高嶋教科書裁判(09.6~05.12)原告として活動。シンガポール、マラヤでの医療医学犯罪についても調査。
 著書「教科書問題は続く」家永三郎/高嶋伸欣 岩波書店(98/02) 「マラヤの日本軍」青木書店(89/07) 「沖縄戦と天皇制」高嶋伸欣/藤原彰 立風書房(学習研究社 87/11)など多数

一般演題(15:10-16:00)
演題申込受付中

戦争と医学第6次訪中調査団報告(16:10-17:30)
「全体概要」    刈田 啓史郎(東北大歯学部元教授)
「第4次731部隊罪行国際学術研討会」  
  全体会議 一戸 富士雄(宮城県歴史教育者協議会)
 細菌戦・化学兵器戦分科会 西山 勝夫(滋賀医大名誉教授)
日中関係・戦後賠償・労工分科会 末永 恵子(福島県立医大講師)
「哈爾濱医科大学歴史記念館(伍連徳記念館)」 末永 恵子(福島県立医大講師)
「安達野外人体実験場跡」 刈田 啓史郎(東北大歯学部元教授)
「哈爾濱医科大学医学史教研室馬教授、哈爾濱市伝染病院金東君元副院長」 吉中 丈史(京都民医連中央病院院長)
 
事務局 〒520-2192 大津市瀬田月輪町 滋賀医科大学社会医学講座衛生学部門
 
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