日本学術会議ニュース・メールNo.861

2023/10/27

日本学術会議

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【開催案内】北海道地区会議学術講演会「人間と野生生物の共生のために-北海道の最新研究と実践-」
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【日時】2023年11月18日(土)13:30~16:25
【場所】北海道大学学術交流会館(オンライン併用開催)
【主催】日本学術会議北海道地区会議、北海道大学
【開催趣旨】
 近年、ヒトの活動域と野生動物の生息域間において、「Human-Wildlife-Conflict(HWC)」すなわちヒトと野生動物の軋轢が問題となっています。北海道には多くの大型野生動物が生息しており、他地域に比較しても北海道特有のHWC問題を抱えています。一方で、One Health若しくはOne Welfareは、ヒトだけの健康や福祉ではなく、野生動物を含む動物や環境の健康や福祉も一体のものとして考えるコンセプトです。本シンポジウムでは、北海道におけるHWCのフロントランナーに、北海道における野生動物課題と共生のための道筋について講演をしていただき、最新の情報を共有します。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/351-s-1118.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.gle/h1u1S1unYP9E98ReA
【問合せ先】
日本学術会議北海道地区会議事務局(北海道大学研究推進部研究振興企画課内)
Tel: 011-706-2155・2166
E-mail: suishin@general.hokudai.ac.jp
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【開催案内】中国・四国地区会議学術講演会「地方大学の持続可能な開発目標(SDGs)へのアプローチ」
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【日時】2023年11月25日(土)13:30~17:15
【場所】島根大学松江キャンパス大学ホール(オンライン併用開催)
【主催】日本学術会議中国・四国地区会議、島根大学
【開催趣旨】
 地球規模の温暖化や水危機、さらには医療革命や高齢化と低出生率による深刻な少子高齢化・人口減少など、様々な問題が顕在化し、それらへの解決策について議論が行われています。国内外における取り組みに加えて、地方大学でも問題解決に向けた活動が進んでいます。このシンポジウムでは、地球環境、少子高齢化・人口減少、地方創生、再生医療、次世代ワクチン開発といった5つのテーマに焦点を当てて、地方大学の取り組みや研究成果、最新のトピックを共有するための講演会を、「地方大学の持続可能な開発目標へのアプローチ」と題して開催いたします。参加者の皆様と、アカデミアが持つ科学的な知識と俯瞰的・多面的視座から、持続可能な社会の実現に向けた新たな知見や解決策を共有し、議論を深めたいと考えています。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/351-s-1125.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.office.com/r/9CMLRwba84
【問合せ先】
日本学術会議中国・四国地区会議事務局(島根大学研究地方創生部研究推進課)
Tel: 0852-32-9728
E-mail: rsd-chiiki@office.shimane-u.ac.jp
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【開催案内】公開シンポジウム「AI時代における哲学・美学・倫理学・宗教学」
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【主催】日本学術会議哲学委員会
【共催】日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合
【日時】2023年11月25日(土)13:30~17:00
【場所】オンライン
【参加費】 無料
【定員】300人
【事前申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。  
 https://forms.gle/4jtRSeRc9o1dPK9H6
【開催趣旨】
 ChatGPTをはじめとする人工知能(Artificial Intelligence, AI)技術の急速な発展が多方面にもたらすであろう影響が、脅威と期待をもって日々語られている。哲学・美学・倫理学・宗教学といった哲学系諸分野は、昨今のAI技術の急速な発展をどのように受け止めればよいのだろうか。人文学の研究にデジタル・テクノロジーを活用する「デジタル・ヒューマニティーズ」が注目を集めているように、AI技術は哲学系諸分野の研究手法に革新をもたらし、あらたな知見をもたらすことが期待される。しかし、画像生成AIを例にとれば、新た
な表現を生み出す可能性と同時に、著作権などさまざまな権利を不当に侵害することへの危惧も指摘されている。哲学研究のあり方も、AI技術の発展によって根底から大きく変容を迫られる可能性も否定できない。しかし同時に、哲学・美学・倫理学・宗教学といった学問は、AI技術が急速に発展するなかでこそ、その真価を発揮し、AI技術の発展がもたらす意味を理解し把握しようとするものでもあるだろう。
 本シンポジウムでは、AI技術の発展が哲学系諸分野にどのような影響をもたらすのかを、多面的に検討すると同時に、AI技術に対して哲学系諸分野がどのようにアプローチできるかについて幅広い視点から議論したい。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/344-s-1125.html
【問い合わせ先】
日本宗教研究諸学会連合事務局
メールアドレス: office.jfssr2008@gmail.com