日本学術会議ニュース・メールNo.886

2024/07/17

日本学術会議

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【開催案内】公開シンポジウム「アジアにおける民主主義の後退と政治的分極化」

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【主催】
日本学術会議政治学委員会民主主義の深化と退行に関する比較政治分科会、JSPS 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業「偽情報と政治的分断に関する東アジア諸国を中心とした包括的研究」
【後援】慶應義塾学事振興資金
【日時】 2024年7月27日(土)15:00~17:30
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール(東京都港区三田2-15-45)
【参加費】 無料
【定員】150人
【事前申込み】要 (以下よりお申し込みください) 
  https://forms.gle/EwkDGffypNng4qY2A
【開催趣旨】
世界の多くの国で民主主義の後退が進むなか、政治的分極化がその一因とされています。これに関する研究はアメリカやヨーロッパで多く行われていますが、アジアでは比較的少ないです。本シンポジウムでは、2024年に選挙が行われた台湾、インドネシア、韓国、インドを中心に、選挙時の政治的分極化と民主主義の後退の関係について検討します。第1部では、JSPSの研究事業によるサーベイ結果をもとに、有権者の分極化と反民主的態度について報告します。第2部では、各国の専門家が2024年選挙と分極化・民主主義の後退との関係についてパネルディスカッションを行います。本シンポジウムを通じて、アジアにおける民主主義後退と政治的分極化の関係についての理解を深めることが目的です。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/367-s-0727.html
【問い合わせ先】
粕谷祐子
メールアドレス: ykasuya(a)keio.jp ※(a)を@にしてお送りください。
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【開催案内】公開シンポジウム「心理学国家資格「公認心理師」の社会的役割と活動の実際」
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【主催】
日本学術会議心理学・教育学委員会・社会学委員会・法学委員会・臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同心身の健康・適応に対する心理学的支援分科会
【共催】一般社団法人日本認知・行動療法学会
【後援】厚生労働省(申請中)、文部科学省(申請中)、法務省、一般社団法人公認心理師の会、公益社団法人日本公認心理師協会(申請予定)
【日時】令和6年(2024年)9月23日(月・祝)13:00~15:30
【場所】パシフィコ横浜会議センター(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
【参加費】無料
【定員】450人
【事前申込み】不要
【開催趣旨】
 心理学関連専門職の国家資格である公認心理師制度が開始され、概ね6年が経過しました。公認心理師は、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の主要5分野における活動が行われていますが、各分野における公認心理師の役割や活動の実際については、いまだ国民に十分に周知されているとは言えない状況にあります。
 また、国家資格としての公認心理師資格保有者は、支援方法に関する科学的エビデンスに基づいて、当該の支援がなぜ必要であるのかという説明責任を国民に対して果たす必要がありますが、エビデンスに基づく具体的な社会貢献の体系化に関しては不十分な側面があることは否めません。
 そこで本シンポジウムでは、主要5分野の公認心理師の活動の実際と今後の課題について検討し、本制度と機能のさらなる発展に向けて議論を深めることを目的とします。


【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/368-s-0923.html

【問い合わせ先】
日本認知・行動療法学会第50回記念大会運営事務局(株式会社オフィス・テイクワン)
メールアドレス:jabct2024(a)cs-oto.com ※(a)を@にしてお送りください。

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【学術の動向】
 『学術の動向』2024年7月号発行のお知らせ(日本学術会議編集協力)
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2024年7月号(第29巻第3号 通巻第330号)
【特集】学術の担い手の多様化と育成
  インタビュー:位田隆一
  特別寄稿:吉田文/小泉 周・狩野光伸・河本雅紀・島村道代・永井由佳里/長谷川知子/永井由佳里・東方沙由理
  座談会:小野 悠・小川剛伸・江端新吾・大竹裕香・寺田佐恵子・岩井紀子
【研究室訪問】東京大学巻研究室
【風】山口英幸
【科学者の横顔】猪木武徳
【私のみる日本の学術】Robert A. Fahey
【SCJトピック】オマーン王立マネジメント・アカデミー会長等の訪問
        Gサイエンス学術会議2024共同声明を公表
        Gサイエンス学術会議2024共同声明の手交
【その他】Gサイエンス学術会議(Science 7)2024の開催概要及び共同声明について

『学術の動向』(科学と社会をつなぐ、日本で唯一の総合学術誌)
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