日本学術会議ニュース・メールNo.885

2024/07/05

日本学術会議

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】こども霞が関見学デー
--------------------------------------------------------------------■
日 時:令和6年8月7日(水)・8日(木)
場 所:日本学術会議庁舎(東京都港区六本木7-22-34)
    ※東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 5番出口から徒歩1分


 夏休み期間中に、こどもたちに広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めること、活動を通じて親子の触れ合いを深めてもらうことを目的に、今年は28の府省庁が参加し「こども霞が関見学デー」が開催されます。
 日本学術会議では、以下にて開催を予定しています。
 関係者の皆様に周知いただくとともに、是非、ご参加ください。(対象:主に小学生、中学生(いずれも大人の引率者が必要))

(プログラム)
1:せんせいといっしょに自由研究 ~カガクから覗く家族と宇宙~(要事前登録)
  日本学術会議の先生と一緒に動物や宇宙、法律の不思議についてお話をしよう!
2:こども学術会議 ~自分のアイディアを発表してみよう~(予約不要)
  日本学術会議の講堂で、自分のアイディアをスクリーンに映して発表してみよう!
3:意外と難しい! 一番の「つり名人」はだれだ?!(予約不要)
  「日」「本」「学」「術」「会」「議」と書かれたお魚をみんなは釣れるかな?

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
https://www.scj.go.jp/kodomo/index.html

(問い合わせ先)
内閣府日本学術会議事務局
電話:03-3403-3793

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム「婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか―歴史・比較・展望―」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】法学委員会
【共催】基礎法学系学会連合(日本法社会学会、日本法哲学会、法制史学会、
比較法学会、民主主義科学者協会法律部会、比較家族史学会)
【日時】2024年7月20日(土) 13:00-18:00
【場所】オンライン
【参加費】 無料
【定員】500人
【事前申込み】要 
以下の申込フォームより7月16日(火)まで申し込み
 https://sites.google.com/view/kisohosympo2024
申し込まれた方にオンライン会議のアドレスとレジュメ等アップのフォルダアドレスが送られます。
【問い合わせ先】
基礎法学系学会連合事務局
 メールアドレス:kisohogaku(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。
【開催趣旨】
〈家族〉をめぐって検討すべき問題群は不断に増殖しているが、同性婚や夫婦別姓に関する判例や裁判例が相次ぎ、反婚思想すらも導入され、制度自体の液状化と評価され得る状況が進んでいる。他方、婚姻の核に合意を置く婚姻=契約という系譜は中世法の教会法やイスラム法でも見受けられるところである。
婚姻は契約か、(公序としての)制度かという問題は伝統的に問われてきた問題であるが、このような現在の日本においては、婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのかは、改めて原理的に問い直される価値のある問題である。
家族をめぐる法的議論について、婚姻と契約をめぐる問題の状況と原理的な分析に焦点を当て、基礎法学たる、法制史(中世教会法)、比較法(イスラム法)、法哲学、法社会学の視点から、報告を行い、実定法学(憲法)の立場からのコメントを踏まえ、総合討論をおこなう。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/366-s-0720.html
-----------------------------------------------------------------------