第31回定例研究会のご案内
2012年3月20日(火、祝) 京都大学医学部本館管理棟2階基礎第2講義室
京都駅から市バス206番東回り約40分、近衛通り下車、四条河原町・四条京阪から市バス201番東回り約25分近衛通り下車
記念講演(11:00~13:00)
泉 孝英(京都大学医学部名誉教授、公益財団法人京都健康管理研究会理事長)
「外地の医学校―戦時下を中心に―」
略歴:1936年徳島県出生。1960年京都大学医学部卒。医学実地修練の後、結核研究所人局(内科)、米・ロックフェラー大(医生物学)、スウェーデン・カロリンスカ病院(呼吸器内科)留学、'80年助教授(結核胸部疾患研究所内科)、'89年教授(胸部疾患研究所呼吸器内科)、'98年(医学研究科・呼吸器内科)、'99年停年退官。専門:呼吸器内科(結核、サルコイドーシス、肺線維症、喘息、COPD)。退官後は、京都健康管理研究会・中央診療所で医師として勤務のかたわら、滋賀文化短大教授・学長、神戸薬科大学、同志社女子大などの非常勤講師として、医学一般、医療経済学を担当、「わが国における医学教育、医療の在り方」を研究課題としてきた。
退官後の主著書:ガイドライン外来診療(2001より年刊)、ポケット医学英和辞典(2002)、病気と健康(2004)、日本・欧米間、戦時下の旅(2005)、外地の医学校(2009)、日本医学教育史(分担:2012)
13:00~13:50 昼食休憩
13:50~14:50 会務総会(第13回、非会員傍聴可)
15:00~17:10 一般演題
吉田曠二(名城大学政治史講師)
「第731部隊の人体実験が容認された軍事的要因は何か?」:関東軍作戦主任参謀遠藤三郎の記録を中心に
江田憲治(京都大学人間・環境学研究科教授)
金子順一論文が明らかにしたこと
専門: 中国近現代史、主著書:『満鉄の調査と研究』2008年等