日本学術会議ニュース・メールNo.896

2024/10/05

日本学術会議

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令和8年度共同主催国際会議の募集について(ご案内)
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日本学術会議では昭和28年度以降、学術研究団体が国内で開催する国際会議のうち、「学問的意義が高く」、「科学的諸問題の解決を促進する」等、特に重要と認められる国際会議について共同主催を行うことにより、学術研究団体への支援・協力を行っています。
 この度、令和8年度に開催される国際会議を対象に、【令和6年10月1日(火)~11月29日(金)まで】共同主催の募集を行います。
 詳細についてはこちらをご覧ください。
  https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/entry.html
 なお、要件は下記のとおりです。
1)国際学術団体(母体団体)が、国際会議の日本開催を決定したものであること。
2)関係分野に影響を与え学術の振興に寄与するものであること。
3)開催期間中、市民公開講座など会議の成果を一般市民に還元するプログラムを企画していること。
4)登壇者や発表者等について、その性別に偏りがないよう努められているものであること。
5)国外から10ヵ国・50名以上の参加が見込まれること。ただし、新しい学術的課題や今後の展開が期待される萌芽的な研究領域に係る会議については、この限りではない。
※5)のただし書きに相当する会議を申請する場合、申請書の「提出資料」欄にある「その他の資料」として、以下2点を記載した書類を提出すること(様式任意)。
・会議の意義(いかなる新しい学術的課題や今後展開が期待される萌芽的な領域に係るものであるか)
・「国外から10ヵ国・50名以上の参加が見込まれること」を満たさない理由等
※本件問い合わせ先:日本学術会議事務局 参事官(国際業務担当)付 国際会議担当 
(TEL:03-3403-5731 Mail:scj.kokusaikaigi.h5j*cao.go.jp)
 ※アドレス中、*を@に変更してお送りください。
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2024年世界食糧賞受賞者 キャリー・ファウラー博士特別シンポジウム:作物遺伝資源多様性保全に捧げたキャリアおよび適応作物と土壌のための新ミッション
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 令和6年10月11日(金)、特別シンポジウム『作物遺伝資源多様性保全に捧げたキャリアと適応作物と土壌のための新ミッション』を東京大学弥生講堂にて開催します。本シンポジウムでは、米国国務省の世界食料安全保障担当特使キャリー・ファウラー博士をお招きし、レジリエントな農業と食料システムの実現に向けた取組について議論します。
 ファウラー博士は今年の世界食糧賞受賞者で、Crop Trustの設立に尽力され、現代版「ノアの箱舟」と称されるスヴァルバル世界種子貯蔵庫の父として知られています。基調講演に加え、アフリカにおける強靭な食料システム実現のための適応作物と土壌に関するビジョン(VACS: Vision for Adapted Crops and Soils)の目的と展望について紹介し、パネルディスカッションではアフリカでの適応作物や土壌の研究経験のあるパネリストを交えて協力可能性のある分野について意見交換を行います。
 詳細はHPをご覧ください。
 https://www.jircas.go.jp/ja/event/2024/e20241011
皆様のご参加をお待ちしております。(使用言語:日本語・英語。同時通訳有り)
【開催日時】2024年10月11日(金) 14:00~16:30 (13:30受付開始)
【開催地】会場参加は東京大学弥生講堂・一条ホール ※オンライン参加も可能
【申し込み方法】参加費無料。HPよりお申し込みください。
https://www.jircas.go.jp/ja/event/2024/e20241011/entry
【問い合わせ先】
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター 情報広報室
茨城県つくば市大わし1-1
029-838-6708
koho-jircas@ml.affrc.go.jp
【備考】
主催:国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(国際農研)
後援:外務省、農林水産省、農学知的支援ネットワーク、日本学術会議