日本学術会議ニュース・メールNo.895

2024/09/27

日本学術会議

 ■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】
 公開シンポジウム「脳組織を人工的につくることの意味を考える~科学者と哲学・倫理学・宗教学者の対話から~」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議哲学委員会
【共催】日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合、日本再生医療学会、科学研究費補助金「日本の生命医科学におけるオンラインベースの患者・市民の研究参画の研究」(21K00243)
【日時】2024年10月26日(土)14:00~17:00
【場所】オンライン開催
【参加費】無料
【定員】第一部 500人、第二部 50人
【事前申込み】要 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc8QI9V47sz96G2d3CGmwfSCrHm5xIZb4Hw6X5vQu2ccagnvg/viewform?usp=sf_link
【開催趣旨】
 ヒトのiPS細胞やES細胞から脳組織を人工的につくる脳オルガノイド研究が大きく発展しています。脳オルガノイド研究は、神経の発生プロセスについての基礎研究の進展や、神経関連疾患の原因解明や創薬の開発への利用が期待されています。しかしもう一方で、脳組織を人工的に作ることをめぐって、多くの倫理的問題が指摘されています。さらに、動物とヒトの細胞が混在するキメラを作ることも可能になり、ヒトの脳を持つ動物が作られる可能性も出てきています。
 医学・生命科学を発展させ、人類に大きな利益をもたらしうると同時に、さまざまな倫理的課題を提起するこれらの研究について、私たちはどう考えればよいのでしょうか。本シンポジウムでは、脳オルガノイド研究の最前線で研究に従事している科学者、生命をめぐる問題について倫理学・哲学・宗教学からアプローチしている研究者とともに、脳組織を人工的につくることの意味について多角的に検討します。
 第一部では、講師による話題提供とパネルディスカッションを行います。第二部では、今回のテーマについてより深く考えてみたい参加者のみなさんを対象に、講師と参加者のあいだで対話します。ふるってご参加ください。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/370-s-1026.html
【問い合わせ先】
日本宗教研究諸学会連合事務局
メールアドレス: office.jfssr2008(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。
■--------------------------------------------------------------------
【御案内】第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞について
--------------------------------------------------------------------■
第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞について、候補業績募集の案内がありましたのでお知らせいたします。応募資格に該当する皆様がご応募できる賞ですので、同賞にふさわしいと考えられる業績について応募をご希望の方は、以下のホームページから直接ご応募をお願いします。応募要領につきましては、以下のホームページでご確認ください。
○グリーン・サステイナブル ケミストリー賞:人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学であるグリーン・サステイナブル ケミストリーの推進に貢献した業績を顕彰する賞です。
応募〆切:2024年11月15日(金)17:00 厳守
https://www.jaci.or.jp/gscn/page_03.html
-----------------------------------------------------------------------