第16回15年戦争と日本の医学医療研究会
(大阪府保険医協会後援)
プログラム
日 時 2005年7月9日(土)13:00~17:00
会 場 大阪保険医会館ホール
〒556-0021 大阪市浪速区幸町1-2-33
(http://www1.doc-net.or.jp/~osaka-hk/chizu.htm、下記地図参照)
参加費 1000円
13:00 開会の辞
13:05~14:40 記念講演 「細菌作戦と被害調査」
王 選(Wang Xuan)さん
(731部隊細菌戦被害国家賠償請求訴訟原告団代表)
中国・淅江省出身、姫路市在住。1952年上海生まれ。1969年、父の郷里で、細菌戦の被害地でもある淅江省義烏市崇山村に下放。1976年、杭州大学外語系英語専業卒業。義烏市の中学に英語教員として勤めた後、1987年来日し三重大学へ留学。1993年、筑波大学大学院で教育学修士号を取得。1995年から細菌戦被害者の調査と支援活動を行う。
(なお、来る7月19日に東京高裁で当該訴訟の控訴審判決が下されます)
14:40~15:00 休憩
15:00~15:50 一般講演
「15年戦争中の中国における生体解剖の実態(中間報告)」莇 昭三(城北病院)
16:00~17:0 ビデオ上映 「魔の731部隊」(TBS放送、1975年)
テレビディレクターで制作会社「現代センター」の吉永春子代表が、かつて手がけたドキュメンタリー番組を再構成したビデオ作品。
中国東北部(旧満州)での関東軍による細菌実験に迫り反響を呼んだ「魔の731部隊」(TBS、75年)、「続・魔の731部隊」(同、76年)を基にその後の映像も加えた「魔の731部隊」。
戦後、日本の各地で大学教授や医師などとしてくらす元731部隊の幹部や隊員らを捜し出し、直撃していく。証言拒否が続くなか、ようやく「生きながらの墓場だった」と実験の詳細な模様を告白する医師に出会う。この番組を取り上げたワシントン・ポスト紙の報道で米国にも波紋が広がっていく模様が描かれる。
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