刊行書籍

戦争・731と大学・医科大学

 まえがき  本書は2015 年の敗戦70 周年を機に刊行された『NO MORE 731 日本軍細菌戦部隊』(文理閣、2015 年)に次いで、「15年戦争と日本の医学医療研究会」(2000 年6 月17 日設立、以下、戦医研)が世に送る書です。  戦医研が『15年戦争と日本の医学...

会誌

第16巻第2号 2016年5月

第16巻第2号 2016年5月 負の過去と向き合うドイツ―ナチ時代にまつわる公的記憶をめぐって 石田 勇治 1 15年戦争中の開業医たちの「出征」―「石川県医師会会報」の分析から― 莇 昭三 5 戦後における台北帝国大学の医学博士の学位授与 西山 勝夫 10 一医学者の「加茂部隊...

会誌

第16巻第1号 2015年11月

第16巻第1号 2015年11月 世界と日本の平和博物館における平和教育 山根 和代 1 戦後における満洲医科大学の学位授与 西山 勝夫 9 ヘルシンキ宣言の成立 土屋 貴志 22 私の中国留学体験より 原 文夫 40 (書評)熊野以素『九州大学生体解剖事件――七○年目の真実』 ...

刊行書籍

NO MORE 731 日本軍細菌戦部隊

 まえがき  かつての戦争において、日本軍は、国際法にも違反する細菌戦・毒ガス戦を行うために、中国東北地方の哈爾浜(ハルビン)近郊に731部隊を配置して、3000人以上の中国人などを「マルタ」と呼んで「人体実験」「生体解剖」等に利用し、死に至らしめました。これには当時の大学医学部...

会誌

第15巻第2号 2015年5月

第15巻第2号 2015年5月 医師の歴史的・社会的責任―731部隊―ABCC・RERF・予研(感染研)・IAEA・UNSCEAR・日本財団―重松逸造―長瀧重信―山下俊一という人脈を解く 松井 英介 1 「Learning from History」―先の大戦から学ぶべき医学的事...

会誌

第15巻第1号 2014年11月

第15巻第1号 2014年11月 ドイツにおける「過去の克服」 望田 幸男 1 「ダークツーリズム」による問題提起をめぐって—日本におけるバイオエシックスの課題と方向性— 木村 利人 6 京城帝国大学医学部の博士学位の授与について―物江敏夫朝鮮軍管区防疫部長の場合― 西山 勝夫 ...

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第14巻第2号 2014年5月

第14巻第2号 2014年5月 東学農民戦争120年と日本―「今様日本の歴史認識」と知識人の責任― 中塚 明 1 戦争と看護-赤十字救護看護活動の一端から 川島 みどり 6 鹽入圓祐・岩佐金次郎による空襲生活調査 岡田 靖雄 10 陸軍軍医学校防疫研究報告第2部715号の解題 西...